株式会社田辺建設|ブログ

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第10回外構工事雑学講座

皆さんこんにちは!
株式会社田辺建設、更新担当の中西です。

 

 

今回は

防犯と景観のバランス

 

囲いは「閉じる」ためだけのものではありません。
視線コントロール・風の抜け・防犯・街並み調和を同時に満たすことで、
住まい全体の完成度が一段上がります。️


① フェンスの“透け感”を設計する

タイプ 特徴 ポイント
透過率0%(完全目隠し) プライバシー重視 閉塞感・防犯面に注意
透過率30〜40%(ルーバー) 通風+視線カット 板ピッチ・角度で視線を調整
透過率60%前後(メッシュ・縦格子) 開放的で軽快感 登攀性が低く防犯に有利、影の表情が美しい

設計のコツ
玄関や窓との位置関係を見ながら、見せたい/隠したいのバランスを決定。


② 材質と地域特性 ❄️

材質 特徴 注意点
アルミ・ステンレス 軽量・耐食性◎ 海沿いでは接合部の電蝕対策
スチール(溶融亜鉛めっき) 高強度・重厚感 定期塗装が前提。錆の早期発見を。
木・木調パネル 温かみ・ナチュラル 防腐・防蟻・UV保護。背面通気と雨だれ対策を。

③ 基礎・柱ピッチ・高さ規制

  • 柱ピッチ:一般に 2.0m前後。隅部や控えで剛性を補強。

  • 基礎:凍結深度・地耐力に応じて根入れ。モルタル空隙を残さない施工。

  • 高さ目安
     ・1.2〜1.6m:歩行目線の目隠しに効果的。
     ・条例・道路後退ラインに注意。


④ 門扉・ゲートの選択

形式 特徴 留意点
片開き/両開き オーソドックス。高級感あり。 開閉スペースと道路勾配をチェック。
引き戸タイプ 風に強く安全。 レールの砂詰まり対策が必須。
オートゲート 駐車台数が多い家庭に最適。 安全センサー/停電時開放方法を確保。

人・車・風の流れを意識して、開閉方向・スペースをシミュレーション。


⑤ 防犯の原則 ️‍♀️

  • 死角を作らない
     高すぎる目隠しは逆効果。腰壁+透過フェンスで「見せる抑止」。

  • 登攀(クライミング)対策
     丸頭キャップ・頂部の角面取り。足掛かりとなる横桟の位置を下げる。

  • 鍵・蝶番の工夫
     外開き時はトルクヒンジ/内側ビス固定で分解防止。


⑥ ペット・こども対応

  • 隙間寸法:100mm以下を基準。小型犬はさらに狭く。

  • 安全構造:足洗い場や飛び出し防止用サブゲートを設ける。

  • 視線の高さを意識し、外が見えすぎない安心設計を。


⑦ メンテナンスと更新 ♻️

部位 サイクル メンテ内容
蝶番・ヒンジ 5〜10年 グリス注油・摩耗点検
錠前・ラッチ 5〜10年 作動確認・交換対応
塗装・表面保護 材質により年1〜2回 洗浄・再塗装・防錆処理

定期点検を“外構の家守り”としてルーチン化。


⑧ まとめ

  • 素材 × 透過率 × 高さ の三位一体設計で
      「閉じすぎない安全性」を実現。

  • 防犯と景観を両立させることで、
     街との関係性が美しく整う

  • フェンスや門は、「家の表情」そのもの
     外構全体のデザインコードに合わせて設計すると完成度が跳ね上がります。✨

 

 


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第9回外構工事雑学講座

皆さんこんにちは!
株式会社田辺建設、更新担当の中西です。

 

 

今回は

寸法・柱位置・雪雨風対策

 

 

駐車場は毎日使う外構最大の可動部
「停めやすさ」「降りやすさ」「濡れにくさ」の3条件を満たせば、
住まい全体の満足度が一段上がります。

ここでは寸法・勾配・柱位置・積雪荷重・耐風まで、
実務で役立つポイントを体系的に整理します。🧭


① 基本寸法の指針(乗用車ベース)📏

種別 標準寸法 ポイント
1台分 2.5 × 5.0m 軽自動車なら2.3 × 4.7mでも可。ドア開閉に+300〜500mmの余裕を。👨‍👩‍👧‍👦
並列2台 5.0〜5.5m 柱・壁際は+0.3m余白を確保。
縦列2台 2.7 × 10.0m 切り返し不要の直線動線を優先。
歩行帯 0.9〜1.2m 車脇に安全帯を設ける。
勾配 車路2〜3%、歩行帯1〜1.5% 横断側溝の乗り入れ角に注意。⛰️

② 出入りのUX(使い勝手):切り返しゼロを目指す 🚘

  • 前面道路幅 × 駐車角度(例:45°)で切り返し回数が決まる。

  • 見通し確保:ミラー・カメラの補助、角地では植栽高さを抑える。👀

  • 雨天動線
     ・屋根のかかる降車スペースを玄関寄りに。
     ・ベビーカー・チャイルドシート家庭は両側ドア開放を想定し屋根を張り出す。☔


③ カーポートの型式と柱計画 🏗️

型式 特徴 注意点
片持ち(片側支持) 出し入れが快適。車の横スペース広く取れる。 側風によるねじれ、柱基礎の大型化に注意。
両支持(両側柱) 耐風・耐雪に強い構造。 柱がドア開閉に干渉しやすい→柱芯を前後でずらす
後方支持 間口を広く使える。 梁スパン・基礎剛性が鍵。積雪地では梁たわみの計算必須。📐

④ 積雪・耐風の考え方 🌨️🌬️

  • 積雪荷重:地域基準を確認し、耐雪○○cm仕様を選択。
     梁スパン短縮・支柱増設で強度調整可能。

  • 落雪・凍結対策
     屋根勾配・雪止めの位置、融雪ドレンの凍結しにくい配置を検討。

  • 耐風性能
     台風地域では風速基準の高い仕様を採用。
     屋根パネルの抜け止め構造基礎根入れ深さが重要。🌀


⑤ 雨仕舞い・配管・照明 💡

  • 雨樋:落ち葉防止ストレーナを装着し、排水桝までの勾配を確保。

  • 照明計画
     ・降車位置に足元灯。
     ・車路にラインライトで視認性UP。
     ・人感+タイマーで省エネ。

  • 電源・EV対応
     ・200Vコンセント先行配線
     ・将来のEV充電器用にCD管先行配管を忘れずに。🔌


⑥ 防犯・安全計画 🛡️

  • 見通し確保:塀で囲いすぎず、道路側からの自然監視を活かす。

  • 防犯カメラ:逆光を避けた角度で設置。

  • 車止め:建物への衝突防止。
     輪止めブロックは低め・つまづき防止形状を選ぶ。


⑦ 仕上げ素材とメンテナンス 🧱

材料 特徴 メンテポイント
土間コンクリート(刷毛引き) 標準・耐久性高い 誘発目地を設けてひび割れ防止
スタンプ/洗い出し仕上げ 高級感を演出 美観維持のため清掃定期化
透水性舗装 水たまり防止・環境配慮 目詰まり防止の清掃計画が必要

⑧ まとめ 🚘✨

  • 寸法 × 柱 × 気候 の三点設計が肝。

  • 将来の 車種変更・EV化・子育て期対応 まで見越して余白を残す。

  • 「使う人の動線」と「地域の気候」に合わせた設計こそ、
     毎日の満足度を決める外構計画です。

 

 


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第8回外構工事雑学講座

皆さんこんにちは!
株式会社田辺建設、更新担当の中西です。

 

外構の“使い勝手”は、ほぼ動線で決まります。家族・来客・配達員・車・自転車・ベビーカー・車いす——それぞれの移動シーンを衝突させないことが、事故とストレスの最小化の鍵。さらに高齢化や子育て、ケガや病気などのライフイベントにも耐える設計=ユニバーサルデザイン(UD)を最初から織り込みましょう。🏡✨

 

1) 人の動線:毎日の“細かい面倒”を消す
• 玄関⇄駐車⇄ゴミ置き場:ゴミ出しの往復距離と段差が短いほど満足度◎。雨の日は足元が滑らない素材(刷毛引き・ノンスリップタイル)を。
• 来客の歩行ルート:門柱→表札→インターホン→アプローチ→玄関の視線誘導を照明と素材で構成。夜間は100〜300lxの足元照度が目安💡。
• 洗濯・物干し:室内からデッキ・物干しへ“直線で”行けるか。カゴ置きの一時棚・外コンセント・外水栓もセットで配置。

 

2) 車の動線:安全に“入れる・停める・出る”
• 間口と前面道路:並列2台なら5.0〜5.5mが基本。見通しの悪いT字路はバック駐車前提で鏡やカメラの補助を。
• 切り返し回数:1回以内を目標。角地は縦列+回転スペースで最短ルートに。車止めは跳ね返り・乗り上げ防止に有効。
• 生活時間帯の重なり:通勤・通学・塾送迎・宅配のピークが重なる家庭は、人と車の交差を素材・段差・植栽で“分離”。

 

3) 自転車・ベビーカー:幅・勾配・収納が命🚲
• 幅員:常時通行は有効1.2mを確保。壁やポールとのハンドル干渉を避ける。
• 勾配:スロープは1/12(約8.3%)以下を基本に、踊り場を6m以内に一度。手すりH=800〜900mm、立ち上がり200mmの縁で横ずれ防止。
• 駐輪:雨掛かりを避け、玄関から視線で管理できる場所へ。スタンド型ラックは前輪差し込み式よりサイドスタンド型の方が経年◎。

 

4) UDの具体寸法とサイン計画♿
• 通路幅:最低900mm、推奨1200mm。すれ違いは1500mmの膨らみを設ける。
• 段差:5mm以下を目標。やむを得ない場合はスロープで解消し、視認用の縁取り(コントラスト)を付ける。
• 踏面・蹴上:屋外階段は踏面300mm×蹴上150mmを目安に。先端は滑り止めと色差で段認識を高める。
• サイン:表札・ピクト・矢印・足元灯で誰でも迷わない導線へ。夜間はブルーカラー光より暖色系が視認・安心感◎。

 

5) ヒヤリハットを消す“微ディテール”🧩
• コーナーのR処理:石・金物の角を丸め、衣類・皮膚のひっかかりを回避。
• 溝蓋の目幅:ハイヒールや杖先が落ちない5〜8mm程度に。
• 水勾配:人は1%でも傾斜を感じる。歩行帯は1%前後で“傾きを感じにくく水はけする”バランスを。
• ドアの開き勝手:門扉や片引き門柱は歩行帯に飛び出さない向きに。インターホン位置はH=1200〜1400mm。

 

6) ケーススタディ:3世代同居の細長敷地🏠
• 課題:間口2.7m・奥行26m、ベビーカー+自転車3台、車1台。雨天の乗降が濡れる。夜は暗く怖い。
• 解:片持ち屋根で雨の乗降動線を確保、導光ラインライトで足元誘導。スロープ1/15+踊り場×2、段差ゼロ玄関。駐輪はスライドラックで省スペ、ゴミ置きは道路側に近接し早朝の動線を短縮。

 

まとめ:動線は“衝突を減らす設計”。幅・勾配・光・素材の4点を整えるだけで、事故とストレスは目に見えて減ります。👣💡

 

 

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第7回外構工事雑学講座

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外構は“線と面”のルールの上に成り立つ
外構工事は、敷地境界線(筆界)・道路境界・建築基準法・各自治体のまちなみ条例など、複数のルールの交差点にあります。最も多いトラブルは境界の誤認・越境・高さ制限の理解不足。まずは図面と現地で線の確認を徹底し、曖昧な点を写真・立会い記録で残します。🗺️

 

境界確認:図面・杭・隣地の三点で一致を取る
• 確定測量図・地積測量図を用意し、図面上の寸法と現地の境界標(杭・プレート)を照合。
• 境界標が不明な場合は測量士へ相談。仮の位置で工事を進めるのは厳禁。
• 既存塀や基礎が境界上にある場合、所有と管理の取り決めを書面に残す。

 

高さ・セットバック・工作物確認
• ブロック塀:高さ制限・控壁の要否・鉄筋ピッチなど、各自治体の基準を確認。既存塀の上に積み増しは危険な場合が多い。
• 擁壁:一定規模以上は確認申請や構造計算が必要。地盤条件・排水(透水孔)・背面土圧を軽視しない。
• セットバック:前面道路が基準幅員未満なら、道路中心後退が発生。門・塀・カーポート柱位置に直結。

 

越境・落葉・雨水:近隣課題の“予防設計”
• 越境:フェンス・庇・植栽の枝葉が空間的に越えないよう余白を取る。将来成長を見込んで50〜100cm内側へ植栽位置を。
• 落葉:隣地側に落ちにくい樹種や剪定計画を選ぶ。常緑=落葉ゼロではない点に注意。
• 雨水:外構勾配は自敷地内で完結排水が原則。側溝・桝の位置を事前合意。

 

近隣挨拶:工程を“地図化”して共有する
工事の騒音・振動・車両出入りは、事前の周知でトラブルの8割が防げます。配る紙には工種・日程・時間帯・連絡先に加えて、大型車両の進入ルートを簡易図で添えると効果的。高齢者の多い地域は文字を大きく、外国籍の多い地域は図解中心に。📣

 

事例:高さ制限を“デザイン”で解決
高さ2.0m超の目隠し壁が難しい地域で、高さ1.6mの板塀+植栽0.6mで視線を分散。座位からの目線を基準に、透過率の異なる板幅を組み合わせて“抜け”を作り、圧迫感も軽減。条例を守りながら、欲しいプライバシーを得る好例です。🌿

 

チェックリスト:着工前の最終確認✅
☐ 境界標の位置・種類を写真記録
☐ 近隣との共有設備(排水・塀・植栽)の所有と維持管理の合意
☐ ブロック・擁壁・門塀の高さ/構造基準の最終確認
☐ カーポート・物置の建蔽率/容積率への影響(地域により算入)
☐ 工程表と連絡先の配布、緊急時の連絡フロー

 

まとめ:ルールは“制約”ではなく“設計条件”
境界や法規は、創造性を奪うものではなく設計の起点。制約を読み解いて配置や素材を“翻訳”すれば、むしろ外構は洗練されます。次回は、動線計画とユニバーサルデザインに踏み込み、誰にとっても使いやすい外回りを具体寸法で描いていきます。🚶‍♀️✨

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第6回外構工事雑学講座

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予算の基本構造:土工・構造・仕上げ・金物・設備
外構の費用は大きく①土工・地業(掘削・残土処分・路盤)②構造(基礎・擁壁・ブロック)③仕上げ(コンクリート・タイル・舗装)④金物(フェンス・門扉・手すり)⑤設備(照明・給水・排水・電気工事)で構成され、ここに諸経費・運搬費・調整費が乗ります。見積書はここを体系的に並べ直すと比較が容易になります。📑

 

“抜け”と“ダブり”を探せ
複数社比較でありがちな落とし穴は、一見安いのに必要工種が抜けているパターン。例えば「土間コンクリート㎡単価」は安いが、ワイヤーメッシュ・伸縮目地・刷毛引きが別項目で高い/残土処分が含まれていない、など。逆にA社とB社で同じ工種がダブって入っていることも。数量(㎡・m・箇所)× 単価 × 仕様を共通フォーマットに書き写すと、真の比較ができます。🧮

 

単価の目の付け所(傾向と対策)
• 掘削・残土処分:搬出距離・積み込み条件で差が出る。狭小地や停車不可道路は割増に。
• コンクリート:厚み100〜120mm、Wメッシュφ6@150が標準目安。目地ピッチ3.0〜4.0m、伸縮目地別途か要確認。
• インターロッキング:下地路盤厚、見切り縁石の有無で価格が変動。砂敷き厚30〜50mm。
• フェンス:本体価格に柱・端部キャップ・端柱補強が含まれるか。
• 照明:器具代だけでなく電源・配管・スイッチ・タイマーの工事費を確認。💡
見積書の“読み替えフォーマット”
1) 工種(土工/構造/仕上げ/金物/設備)
2) 仕様(例:土間コンクリートt=120、刷毛引き、メッシュD6@150)
3) 数量(㎡・m・式・箇所)
4) 単価(税別/税込)
5) 金額
6) 含まれるもの/含まれないもの(養生・残土処分・重機回送費・近隣挨拶)
7) 保証・アフター(ひび割れ補修・沈下・器具保証年数) この7点に書き換えれば、業者間で仕様差を見抜けます。📋

 

“やる/やらない”の線引き:費用対効果の高い順
• 排水・勾配の最適化:最優先。後で直すと外構のやり替えが発生。
• 足元照明:転倒防止と満足度に直結。電源計画は着工前に。
• 雑草対策(防草シート+マルチング):小投資で家事時間を圧縮。
• 表札・宅配ボックス:来客・配送のUXを上げる。📦
• 見栄えの大物(門塀・大型タイル):予算に余裕があれば。先送りでもOK。

 

値引き交渉のコツは“条件交換”
単純な値引き要求より、工期柔軟・仕様調整・残土置場の提供など、相手のコストが下がる条件を提示すると合意が得やすい。例:「刷毛引きを金鏝に変更」「メッシュの仕様をD6@200に落として面積を確保」「搬入時間を早朝に限定」など、機能の核を守りつつ調整するのがコツ。🤝

 

予備費の考え方:見えない地中を相手にする
外構は地中に既存配管・ガラ(廃材)が潜むことがあり、追加掘削・処分費が発生しがち。全体の5〜10%を予備費として確保しておくと安全です。さらに記録写真を必ず残し、将来のメンテ時に位置が分かるようにしておくと、工事費の無駄を防げます。📷

 

事例:同予算で“満足度”が2倍になった配分
同じ150万円の予算でも、①門塀に集中投資 vs ②排水・照明・駐輪に分散投資。後者は毎日の使い勝手が劇的に改善し、住人の満足度調査で2倍近い差が出ました。理由は簡単で、使用頻度の高い要素に投資したから。見栄えは徐々に足せますが、基盤はあとから足しにくい──この順番を守ることが王道です。✨

 

まとめ:見積は“翻訳”して比較する
専門用語の羅列は、生活者にとってブラックボックス。読み替えフォーマットに翻訳して、含む/含まないをあぶり出すこと。そこからやる/やらないの線を引き、予備費を置く。これで外構予算の失敗はほぼ回避できます。次回は、境界・法規・近隣調整という“見えないけれど最重要”のテーマへ。📏

 

 

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第5回外構工事雑学講座

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はじめに:外構は“外の内装”
多くの人が外構を「庭・塀・駐車場」程度に捉えがちですが、実際は屋外の間取りそのもの。家の中で廊下や収納を設計するのと同じように、外にも動線(歩く・停める・しまう)、部屋(テラス・物置・菜園)、設備(照明・給水・コンセント)があり、それらを予算という限られた資源の中で最適化するのが外構です。生活のストレスは“外”で起きやすい──雨の日の荷下ろし、泥はね、雑草、駐車の切り返し、夜の暗さ、ゴミ出しの距離。これらを最初に解いておけば、毎日の満足度が大きく変わります。✨

 

外構の三角形:機能・景観・維持
1) 機能:安全・利便・動線
2) 景観:建物との調和・街並みへの配慮・素材の質感
3) 維持:掃除・草抜き・経年変化への強さ

 

この三角形のバランスが崩れると、どこかに無理が出ます。例えば見栄えを優先して植栽を多く入れても、維持が追いつかなければ荒れてしまい逆効果。逆に機能一点張りでコンクリートだらけにすると、夏の照り返し・雨音・排水・景観で悩むことになりがちです。🌿🧱

 

屋外の間取り”の描き方:5つのステップ
ステップ1|ゾーニング:公(道路/アプローチ)・半公(駐車・来客)・私(家庭菜園/デッキ)を分ける。 ステップ2|動線設計:車・人・自転車・ゴミ出し・配達の流れを重ね合わせ、交差を減らす。 ステップ3|寸法の当て込み: – 駐車1台:目安 2.5×5.0m(軽は2.3×4.7m)。ドア開閉余裕+0.3〜0.5m。 – 2台並列:5.0×5.0〜5.5m。片側に柱が来るカーポートは+0.3m。 – 玄関アプローチ有効:900〜1200mm。手押し車・車椅子は1200mm推奨。 – 勾配:歩行部 1〜2%、車路 2〜3%。 ステップ4|雨の設計:雨樋・側溝・暗渠(U字溝や排水桝)を最短で繋ぎ、たまらない・流れる・染み込むの三段構えを考える。☔ ステップ5|素材の選定:コンクリート・インターロッキング・砂利・タイル・木・金属。足裏感と熱環境も評価軸に。

 

朝・昼・夜・雨:シーン別に検討する
• 朝:通学と出勤で人と車が交差。見切り(境界)を明確に、バック駐車の視界確保。
• 昼:洗濯やゴミ出し。屋外コンセントや外水栓はホースの届く範囲で配置。
• 夜:段差の影・路面の濡れで転倒リスクが増大。足元照明+表札灯+センサー灯の三点セットが基本。💡
• 雨:泥はね対策に立ち上がり200mmの蹴上げ、接地面は跳ね返りの少ない素材へ。

 

「住んでからのコスト」を先に計算する
初期費用が安くても、雑草対策や清掃に毎月1時間以上かかる外構は、時間と道具代の総和で見ると高く付くケースが多いです。砂利の下に防草シートを入れる/目地を砂充填から樹脂へ変える/落ち葉の溜まりを作らない等、手間の平準化を設計に組み込むのがコツ。🧹

 

ケース:旗竿地の“細いアプローチ”を活かす旗竿地は通路幅2.0〜3.0mで長いことが多く、歩車共存の設計が鍵。歩行帯を色や素材で分け、車停止位置に誘導灯を入れる。見通しが悪いなら門柱位置にカメラ付きインターホンやミラーを。通路途中に宅配ボックスを置けば、配達員の出入りも短縮できます。📫

 

まとめ:外構=暮らしの操作性
外構は眺めるものではなく操作するもの。毎日の“操作感”をよくするほど、住まいの満足度は静かに上がります。家づくりの時間のうち1/4を外構検討に使うと、後悔が激減します。次回は、限られた予算で最大効果を得るための見積書の読み方に迫ります。💴✨

 

 

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第4回外構工事雑学講座

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さて今回は

~長持ちする外構のディテール大全~

外構の寿命は“見えないところ”で決まります。ここでは部位別に、設計→施工→維持管理の勘所をチェックリスト形式でまとめました。🔧


1|駐車場土間(コンクリート)🚗

設計

  • 呼び強度24–30/スランプ12±2cm目安/空気量4.5–6.0%(寒冷地)

  • 目地3–4mピッチ/板厚100–120mmワイヤーメッシュ or D10@200

施工

  • 路盤砕石10–15cmを転圧(締固め度95%以上)

  • W/Cを下げる(過水NG)、コテ仕上げ後すぐ散水orシート養生 7日

  • 24時間以内にカッターで目地切り(深さt/4〜1/3

維持

  • 白華は弱酸洗浄→中和→再洗浄含浸材で中性化・凍害を抑制


2|アプローチ(タイル・石・インターロッキング)👣

設計

  • 外装床タイル(防滑R値)を選定/勾配1–2%/排水目地へ誘導

  • インターロッキングは路盤→6〜8cm砂層→エッジ押さえ

施工

  • 下地の含水率を管理/プライマーと接着材はメーカー仕様厳守

  • 石材は二度練りモルタル・バターレンガで密着UP

維持

  • 目地の欠損は早期補修/防滑メンテを季節前に🔄


3|擁壁・ブロック塀 🧱

設計

  • RC擁壁:土圧・水圧計算/水抜きピッチ/捨コン・フーチング寸法

  • ブロック塀:控壁・D筋・縦筋工作物基準を遵守

施工

  • 鉄筋かぶり・定着・継手位置/生コンはスランプ・温度・供試体

  • ブロックは空洞充填モルタルを流動化、棒突きで空隙ゼロ

維持

  • クラックはエポキシ注入等で止水・補強/目地割れはUカット+弾性材


4|フェンス・門柱・ゲート 🚪

設計

  • 風荷重と柱ピッチ/基礎独立フーチング or 連続基礎

  • 門柱は配線・宅配BOX・インターホンの先行配管

施工

  • アンカー深さ・鉛直精度/異種金属の電食対策(絶縁ワッシャ)

  • 充填モルタルは無収縮を選択すると収まりが綺麗

維持

  • 金物はタッチアップで早期腐食を防止/ヒンジ・錠の年次点検🔧


5|照明・電気計画 💡

設計

  • 動線にフットライト、シンボルツリーにスポット、足元はグレア低減

  • 人感+明るさセンサー+タイマーで省エネ運用

施工

  • PF管/VE管で先行配管、ジョイントは防水コネクタ+ドリップループ

  • 分岐盤の系統表を盤扉裏に貼付

維持

  • 年1でタイマー時刻・減光設定を見直し/ランプ・PSUの寿命管理


6|植栽と土づくり 🌿

設計

  • 常緑+落葉の階層構成/根鉢1.5~2倍の植孔・客土厚300mm目安

  • 自動潅水(点滴)と雨水タンクで維持を楽に

施工

  • 植付け前にたっぷり潅水/支柱・シュロ縄で固定

  • マルチングで蒸発抑制&雑草抑制

維持

  • 剪定・病害虫は年間計画化/立枯れは早期植替えで景観維持


7|サステナブル外構の選択肢 🌎

  • 透水性舗装・レインガーデンで雨水の地中還元

  • 高炉/FA混合セメント・低炭素コンクリートでCO₂削減

  • リサイクル砕石・再生ゴムエッジの採用

  • ソーラー照明+BEMS的タイマーで電力削減


8|引渡し時の“使い方”説明書 📗

  • 目地・シーラー・含浸材の再施工周期

  • 照明タイマーの操作方法/非常時のブレーカ位置

  • 植栽の水やり回数(季節別)・剪定のタイミング

  • 保証範囲と連絡先(写真付き)📞


9|KPI(1年後レビュー)📊

  • 水たまり・凍上ゼロ

  • クラックの補修件数

  • 照明の稼働率・苦情ゼロ

  • 植栽活着率・剪定/除草の工数

  • メンテ費の予算内着地(±10%)

 

 

 

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第3回外構工事雑学講座

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さて今回は

~失敗しない外構計画~

外構は見た目(デザイン)×機能(使い勝手)×耐久(構造・排水)の三立て。ここが揃うと“暮らしの質”が上がります。本稿は、初回打合せ~着工前にやるべきことを、現場目線で迷わない順番にまとめました。


1|敷地調査:勝敗の8割はここで決まる

  • 測量:GL・隣地高・道路高・既存桝・勾配を実測(簡易レベルでOK)

  • 地盤:路床CBR・締固めやすさ・凍上の有無(寒冷地)

  • 法規:用途地域・建築協定・景観条例・道路占用・越境の確認

  • インフラ:ガス/水道/電気/通信の引込位置、将来のEV・給水栓位置

  • 日影風向:洗濯/植栽/雪庇の影響をメモ

  • 騒音・視線:目隠し必要エリアを“赤入れ”

現調写真は同アングル3点(遠・中・近)+手計測スケッチで、提案の精度が跳ね上がります。


2|排水設計が最優先

  • 基本勾配:土間・アプローチは1~2%、建物側へ水を寄せない

  • 集水:最下点に集水桝+U字・暗渠を配置

  • 透水・保水透水性コンクリート/透水性舗装/砂利+防草シートの使い分け

  • 雨水活用レインガーデン貯留タンクでピークカット️→️


3|動線とゾーニング ‍♀️

  • 車の動線:進入角・切返し回数・ミラー死角を現場で試走

  • 人の動線:玄関⇄駐車⇄宅配⇄物置を直線で結ぶ/段差は1/12勾配でユニバーサル対応

  • 置場:自転車・ゴミ置き・物干し・アウトドアギアの“定位置”を設計時に確保


4|法規・近隣配慮

  • 擁壁・塀:高さや構造基準(控壁・鉄筋・開口率)

  • 乗入れ工事:道路管理者の承認・復旧仕様

  • 照明:眩光と越境光に注意(配光とタイマー設定)


5|材料の“現実解”カタログ

  • 土間:コンクリート(呼び24–30、目地3–4mピッチ)/洗い出しスタンプ

  • アプローチ:インターロッキング・大判タイル(屋外対応・防滑R値)・自然石

  • 見切り:コルテン鋼・アルミ見切り・ピン固定エッジ

  • フェンス/門柱:目隠し率・風圧・基礎寸法/宅配ボックスは先行配管

  • 照明:ポール/フットライト/ライン照明(人感+天候タイマー

  • 植栽:常緑+落葉のミックス/根鉢サイズと客土厚を明記


6|見積りの見える化(抜け漏れ防止)

  • 土工・残土・搬入出を別計上

  • 基礎寸法・配筋は図面寸法に連動(“一式”を減らす)

  • 加工手間:タイル小口処理・斫り・転圧回数

  • 電気:分岐回路・スイッチ位置・光センサー・予備配管

  • 予備費:**10〜15%**で“想定外”を吸収


7|工程と季節対応 ⏱️️

  • :急乾燥→散水養生/シート、コンクリは遅延剤も選択肢

  • :凍結回避→早強・保温/養生マット、初期強度が出るまで交通止め

  • :洗掘・色ムラ回避→延期 or 覆工、透水材は施工後の散水テスト必須


8|よくある失敗と回避策 ‍♂️→‍♂️

  1. 勾配不足で水溜り → 初期にレベル出し、目地で細かく逃がす

  2. クラック多発 → 過水・路盤不足・目地不足 → 配合・転圧・目地を図面で確定

  3. 白華(エフロ) → 低W/C+養生+シーラー、発生時は弱酸洗浄→中和

  4. タイル浮き → 下地乾燥不足・プライマー不良 → 含水率管理

  5. 眩光クレーム → 角度調整+ルーバー+減光スケジュール

  6. 物干し/自転車置場が狭い → 早期ゾーニングで寸法確保

  7. 越境/境界トラブル → 着工前の立会確認+写真記録


9|打合せチェックリスト ✅

  • 既存高低差・排水計画・勾配

  • 乗入れ位置・車の切返し動線

  • 材料サンプル(実物)・色番

  • 照明配光・タイマー・人感

  • 植栽リスト・潅水方法

  • 見積内訳(残土・基礎・電気)

  • 工程・季節対策・養生期間

 

 

 

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第2回外構工事雑学講座

皆さんこんにちは!

株式会社田辺建設、更新担当の中西です。

 

第2回 外構工事雑学講座

外構工事を始める前に知っておきたいこと!

外構工事を検討している皆さん、いざ始めようと思っても「何から手をつければいいの?」と悩むこと、ありますよね

でも大丈夫!
外構工事はしっかりとした事前準備と計画さえあれば、誰でもスムーズに進めることができるんです✨

今回は、外構工事を成功させるために事前に知っておきたいポイントを、分かりやすく・楽しくお伝えしていきます


まずは「予算の考え方」からスタート!

外構工事の費用は、規模や内容によって大きく変わります
事前に予算の枠を決めておくことで、計画が立てやすくなります!

大まかな予算を決めよう

まずは、「外構にこれくらいかけられるかな?」という予算の上限をざっくり決定
そこから必要な項目を洗い出して、優先順位をつけるとスムーズです


優先項目をリストアップ ✍️

  • 駐車スペースを整えたい!

  • プライバシーを守るフェンスをつけたい!

  • おしゃれな花壇を作りたい!

などなど、**「やりたいことリスト」**を作ってみましょう。
重要度の高い項目から順に予算配分していくと、無駄なく効果的です✨


後回しにできるものも検討しよう

全部を一度にやるのが難しい場合は、**「後から追加できるもの」**を考えるのもアリ

例えば…

  • 植栽やガーデンライト → 引っ越し後でもゆっくり整備可能

  • 飾り用の鉢やオブジェ → 生活しながら必要な場所に設置できる

焦らず、段階的に理想の空間をつくっていくのも楽しみのひとつです


費用の内訳もチェックしよう!

外構工事の費用は主に以下の2つで構成されています:

材料費

選ぶ素材で価格がガラッと変わります!

  • 天然石:高級感あり、価格も高め

  • コンクリート:シンプル&コスパ良し

  • アルミ製フェンス:軽くて長持ち、最近人気

好み・耐久性・メンテナンスのしやすさも考慮して選びましょう!

‍♂️ 施工費

敷地の状態(傾斜・狭小地など)や作業難易度によって変動します。

  • ⛰️ 傾斜がある土地 → 土留めや整地に費用がかかる

  • タイル貼りなど細かい作業 → 手間が増えて費用UP


見積もりで失敗しないコツ

  • 複数業者に見積もりを依頼しよう!
    相場を把握でき、サービスや提案の違いも比較できます。

  • 見積書の「内訳」を確認!
    「材料費」「施工費」「その他費用」がきちんと明記されているかチェック

  • ❓ 不明点はその場で質問!
    あいまいなまま進めるのはトラブルのもと⚠️


デザインと機能性、どちらも大切!

「かっこいいデザインにしたけど…使いづらい」なんてことにならないように、見た目と実用性のバランスが大事!


‍♂️ 家族のライフスタイルに合った設計を!

  • 小さなお子さんがいる家庭 → 安全な遊び場や転倒防止の工夫を

  • 車の出し入れが多い家庭 → 広め&直線的な駐車スペースが便利

  • 将来に備えたい方 → バリアフリーなスロープ設計もおすすめ!


‍♀️ 動線を意識しよう!

  • 玄関→駐車場→庭の移動がスムーズになる配置は、生活のストレスを減らします!

  • 夜間のために**動線沿いの照明(ガーデンライトなど)**も考えると安心✨


将来も見据えた外構設計を!

植物の成長を考えた配置を!

  • 大きく育つ樹木は、視界や日当たりを遮らない場所

  • メンテナンスしやすいスペース確保もお忘れなく!


メンテナンス性にも配慮!

  • 芝生はキレイだけど…手入れがちょっと大変

  • 忙しい方には人工芝や砂利・コンクリート舗装など、手間がかからない素材もおすすめです!


️ 将来のライフスタイルの変化にも対応

  • お子さんが大きくなったら遊び場を駐車場に変更

  • ガーデンを菜園にリフォーム…など、可変性のある設計が◎


まとめ:工事前の準備が成功のカギ

外構工事は「思いつき」で始めると後悔しやすいもの
だからこそ、事前の計画と下調べがとっても大切なんです!

  • 予算は「やりたいこと」とセットで考える

  • デザインと使い勝手のバランスを意識

  • ️ 将来の変化も見据えて設計しよう

 

 

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第1回外構工事雑学講座

皆さんこんにちは!

 

株式会社田辺建設、更新担当の中西です。

記念すべき第1回!

外構工事の基本について知ろう!

皆さん、「外構工事」ってどんなイメージをお持ちですか?

「家の外まわりを整える工事」というのは何となく分かっていても、「実際にはどんなことをするの?」「自分の暮らしにどう関係あるの?」という方も多いのではないでしょうか?

実は外構工事は、お家の見た目を美しく整えるだけでなく、暮らしをもっと快適に、そして安全にするための大切な工事なんです✨

このシリーズでは、そんな外構工事の「基本」から「役割」「デザインのアイデア」まで、わかりやすく・楽しくお伝えしていきます!

これからリフォームを考えている方はもちろん、「まだまだ検討段階…」という方にも役立つ情報が満載です


外構工事の主な目的って?

✅ 見た目の美しさを引き立てる

外構はお家の「顔」✨
道路から最初に目に入る部分だからこそ、印象を左右する大きなポイントになります!

  • 玄関アプローチに石畳風の舗装をプラス → 高級感アップ✨

  • 植栽で四季を感じるデザイン → 自然との調和が心地いい

デザインは、お家のスタイルに合わせて「ナチュラル」「モダン」「和風」など、自由にカスタマイズ可能です


✅ 暮らしやすさ&使い勝手をUP⤴️

外構工事は、見た目だけでなく毎日の使い勝手にも大きな影響を与えます

  • カーポートやコンクリート舗装で、駐車がスムーズに!

  • お子さんの遊び場や家庭菜園スペースも実現!

ちょっとした外構の工夫で、**「使える空間」=「暮らしを楽しむ空間」**に生まれ変わります♪


✅ 防犯性・プライバシーの確保

外構のもう一つの大切な役割が**「安全を守ること」**。

  • 門扉やフェンスの設置で防犯性アップ!

  • 視線を遮る設計でプライバシーも確保◎

安心して過ごせる住まいづくりのためにも、外構工事は欠かせません!


外構工事の内容ってどんなもの?

玄関アプローチ

玄関までの通路をおしゃれに整えることで、**家の格がグンとアップします!**

  • タイル・自然石で高級感演出

  • 滑りにくい素材で雨の日も安心

  • 季節の花や植栽で彩りをプラス


カーポート&駐車場まわり

車社会の現代、駐車スペースは生活の中心のひとつ

  • カーポートで雨・雪・日差しをガード

  • コンクリート舗装で足元が汚れにくい!

  • デザインと利便性の両立で快適駐車空間に


フェンス・門扉

お家の外観を引き締めるうえで欠かせないのがフェンスや門扉

  • 防犯対策としての役割も◎

  • アルミ・木目・アイアンなど豊富なデザイン

  • 自動開閉式でラクラク出入り!


お庭づくり・ガーデンスペース

お庭は、暮らしの楽しみを広げてくれる貴重なスペースです☀️

  • ウッドデッキを作ってリビングと庭をつなげる

  • 家庭菜園や花壇で季節を楽しむ空間に

  • ドッグランや遊び場としても活用可能!


まとめ:外構工事は“暮らしを彩る”工事

外構工事は、ただの「外まわりの整備」ではありません
**暮らしをもっと快適に、安心に、美しくする“空間デザイン”**なんです!

「どんなデザインにしようかな?」「どうすれば使いやすいかな?」と考えることは、これからの暮らしをもっと楽しむ第一歩になります

株式会社田辺建設では、一緒に働いてくださる仲間を募集中です!

私たちが採用において最も大切にしているのは、「人柄」です。

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